生成AIは相変わらず進化しており、最近は画像処理対応が話題になっている。
MicrosoftはBingからCopilotに変わり、GoogleもBardからGeminiになっている。OpenAIはChatGPTのままだ。
いずれも無料版と有料版があり、ビジネスや研究開発には有料版が使われているのだろうが、私はそこまでの必要がないので無料版を使っている。尚、有料版はどれも月3000円前後で利用できるようだ。
どれを使うべきか迷うが、私の感想ではちょっとした調べ事をするにはCopilotが適しているように思う。Copilotは比較的簡潔な回答であり、それを補完する参考情報のURLがいくつも表示されるのでそこが便利だ。また、スマートフォン用アプリもある。私はインストールして音声で質問し、音声で回答を聞く方法を試しているところで、電車の中で使うには音声回答は不適なのでミュート設定したいのだが未だやり方が見つかっていない。
一方、Geminiはまだ充分使いこなしていないが、Bardよりもかなり進化しているようだ。いろいろな機能があるのでレポートを作成するなどの創造的な仕事をする場合に適しているような気がする。
ChatGPTは無料版に関してはあまり使う気がしない。なぜならCopiloがいろいろな機能・性能においてChatGPTより優れているからだ。両者は共にGPTという言語モデルをベースにしており、Copiloは無料版でもGPT4.0を使っているが、ChatGPTの無料版はGPT3.5だ。
今回3つのモデルに対して「パンデミック条約ってなに?」という質問をして比較してみた。
Geminiは一番詳しくて教科書的な模範解答であるのに対し、Copilotは批判的な見解も紹介するなど、より人間的な回答に近い気がして個人的には好きだ。
いずれにせよ結論を出すには早計なので、もう少し使いこなしてみることにする。
ChatGPT https://openai.com/chatgpt
Copilot https://copilot.microsoft.com/
Gemini https://gemini.google.com/app https://aismiley.co.jp/ai_news/how-to-use-google-gemini/
★★「AI・人工知能EXPO」が5月22日(水)~24日(金) に東京ビッグサイトで開催されます。
1 件のコメント:
柴田さん
興味深い、生成AI、記載頂いた様に、Copilotが優位のようですね。
しかし、Geminiの返答はかなり優等生。レベルの高さを感じます。
こういう風に、質問への返答が出来るようになると、学校教育っていうのも、
変わってくるのでしょうね。
パソコン・スマホ時代になって、漢字を忘れる事が多く(老齢化も手伝っていますが)
なりましたが、こうしたAIの普及が進むと、人間の頭の中に「一旦、蓄積される知識・情報」と言う保存・保管機能が不要になるのではないか?てな、疑問も湧いてきます。
ホントに怖ろしいAI時代が幕開けしているんですね。人が、(漢字はもとより、知識・情報類を)「忘れる前に、覚えない!」時代に突入するのでは?
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