目白にある「発芽そばゆき」に行ってきた。ここは名前のとおり「発芽そば」を使って蕎麦会席をふるまう「ゆき」さんの隠れ家なのだ。個人の家なので住所、電話番号は非公開となっている。
前から気になっていたが、連絡方法が見つからずあきらめていたのだが、3か月前にひょんなことから予約の仕方を教えてもらうことができ、9/30に初めて訪問。土日に2組しか受けないので予約がすぐ埋まってしまう。部屋の都合で1組が最低4名最大8名。1人7500円のお任せのコースのみというシステムだ。今回私は昔の職場の後輩を連れて4人で訪問。実際に行ってみて食べてみてみな大満足だった。2時間半近くかけてゆっくりと蕎麦を含む10品位の料理を味合うものだ。発芽そばは通常のそばよりも香りが立っていて、食感は粘りがあってコクのある味わいだった。料理も工夫を凝らした個性的なもので、素晴らしい。目白には「エーグルドゥース」という有名洋菓子店と「志むら」という有名和菓子店があるのでそこに寄って帰ってきた。
栄養士の専門学校に通っている頃に蕎麦の魅力にとりつかれ、以来全国の蕎麦屋を巡り、何店かで蕎麦打ちの修行を重ねながら蕎麦の道を究めて来られた女性店主です。店と言っても自宅の一角で少人数をもてなすという隠れ家的な処です。
《発芽そばとは》
発芽そばは、そばの実が発芽する過程で作られます。通常のそば粉を使ったそばとは異なり、そばの実が発芽した後に粉にされます。この発芽過程により、そばの実の栄養価が向上し、風味や食感も変化します。香りが独特で、食感がとてももちもちしていることが特徴です。
何よりも、発芽そばをやっているお店は、ほとんどないということが一番かもしれないですね。東京では他になく、関西でも2~3店舗、長野に1軒だけのようです。
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