チャーハン店探訪の一環で『チャーハン王』に行ってきた。ニュー新橋ビルの地下1階にある行列のできる店だ。
チャーハン専門店だがメーニューの選択肢は少ない。「極上チャーハンと鶏スープのセット」1000円を注文。
何と言っても最大の特長はパラパラ感が素晴らしく、米のおいしさを感じられるチャーハンだ。私は好みだが、人によってはもっとしっとりとした玉子感の強いチャーハンを好む人もいるかもしれない。
私が気に入ったのは濃厚な鶏スープで単に美味しいだけでなく、このチャーハンと相性が抜群なのだ。一緒に食べると口の中で粒立ちの良いお茶漬け状態になる。鶏スープはおかわり(200円)を頼んでしまった。
メニューの裏には食べ方が書いてあり、途中から自家製酢醤油とラー油をかけて味変できるのも楽しい。この店はリピート有りだ。次は、目黒にある「中華 味一」という店のチャーハンにチャレンジしようと思う。
チヤ-ハンに関するうんちく
隋代から宋代にかけての中国発祥の中華料理の一つ。『食経』という書物には、7世紀初めの隋の宰相が現代のチャーハンに似た「砕金飯(金のかけらのようなご飯、という意味)」と呼ばれる料理を食していたことが書かれている。庶民的・大衆的な中華料理店では欠かすことのできない定番メニューであり、メインメニューとしてもサイドメニュー(半チャーハン)としても需要がある。
類似の料理は東南アジアでも広く見受けられる。韓国ではポックムパプ、タイではカーオパット、インドネシアとマレーシアではナシゴレン 、ベトナムではコムチェンとして定着している。
チャーハンとピラフの違い
ピラフは、生米にスープを入れて炊きあげます。一方で、チャーハンは、生米ではなく、炊いたご飯を炒めて作ります。ピラフは、料理しながら水分をふくませていきます。一方のチャーハンは、料理しながら水分を飛ばしていくので、適度に水分が抜け、お米ひとつぶひとつぶが独立しており、パラパラとしています。
チャーハンと焼き飯の違い
鉄板料理が特徴の関西では「焼き飯」という呼び方が多いようですが、「焼き飯」とは、ご飯を具材と一緒に焼き上げて作る日本の料理です。調味料には醤油やソース、和風だしを使う場合などがあります。両者の違いは卵を入れる順番で「焼き飯」では卵はご飯を焼き上げた後に入れます。
1 件のコメント:
チャーハンはいわゆる今流行りの街中華の代表格ですよね。チャーハンてあまり頼んだことがないけど、文章を読むととっても美味しそうで食べてみたくなりました。
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